「光を扉へひらく 封印された悲しみを解くために」2.28
チェ・ソンエさんピアノコンサートは250人のキャパシティの会場で一ヶ月前に
チケット完売、赤旗日曜版、週刊金曜日の掲載記事で問合せの方々の鑑賞希望を断らざるを得なかったという状況のもと開催されました。
韓国強制併合100年を迎えた今年の関東の独自の企画として、文化的な面からも幅広く、
わたしたちの市民運動を広げて行く方向の中で、写真の置き展示による日本の侵略の歴史、
チェソンエさん自身の企画した光州抗争、富山妙子作品、キムジハなどの表現者たちとの協同した内容、そして自身の父の運動も含め、指紋押捺拒否の闘いの歴史が映像としてまた舞台において富山妙子さんの作品、「自由光州」のインスタレーションも展示で表現され、高橋悠治作品、ショパンの曲と共に演奏されて行きました。
直接的に解放後・「戦後」の在日韓国、朝鮮人が受けた人権侵害
を来場者が学べる環境が設定できたと思います。
第2部は主催者である、私たち日韓市民ネット関東の進行
で、事務局スタッフからのスピーチ、会場からの発言を得るという内容でした。
口火をきってもらった『世界』誌編集長の岡本さんの発言は、や
はり「朝鮮学校の生徒を高校授業料無償化の対象から除外する」という方向に傾いた鳩山へ
の怒りと抗議であり、続けての会場からの発言も、朝鮮学校に学び、また子どもたちも学
ばせている参加者の体験から不当な中井発言への批判が続きました。
一連の会場発言を受け、事務局から急遽、緊急行動の提案とし
て、「除外反対」要請文を日韓市民ネット関東として作成をすることにしました。